施設概要 | 南国興産株式会社

NANGOKU-KOSAN

牛・豚・鶏等の家畜を食肉処理する際に発生する不可食部位を高温で熱処理し、油脂にすることで、飼料原料、飼料用油脂、肥料原料等の生産を行っています。

農産・畜産に由来する植物質や動物質の加工残渣を発酵・熟成させ、アミノ酸やミネラルの豊富な有機質肥料を製造しています。

食肉加工場等でカットされた牛や豚の脂身を加熱圧搾処理し、分離された油脂分を食用油脂の原油として、油脂精製工場へ出荷しています。

鶏ふんボイラーに次いで、平成24年から家畜全般の畜ふんを処理できる畜ふんボイラーの稼働を始めました。宮崎県の環境保全に大きく貢献しています。

鶏ふんを燃料とする特殊ボイラーで、得られた蒸気は生産工程で熱源として利用される他、蒸気の一部で発電を行い、工場のほぼ全量のエネルギーをカバーしています。

牛、豚の処理場から排出される皮を塩漬け加工して、皮革製品の原料を製造する部署です。

コンビニやスーパーなどから排出される食品残渣や、甘藷の端材を加熱乾燥し家畜用の飼料原料として製造しています。

工場からの汚水は、排水処理施設に集めて浄化します。
活性汚泥法により処理し、最終的に浸透膜でろ過して河川に放流します。

家畜伝染病の蔓延を防止する目的として、工場内に出入りする車両や人を消毒する設備です。

南国興産株式会社の事務、管理及び営業部門の拠点です。
また、品質管理を行っています。

社内のネットワーク、IT機器、業務システムの構築・運用を担当しており、新技術・製品の導入検討を行い、社内業務処理の合理化推進の役割も担っています。

機械トラブルの修理、日常メンテナンス及び各種機器の製作等を行う部署です。